2007年3月24日土曜日

Japanese intellect

日本の知力が崩壊している。
21世紀手前からそんなことが囁かれて来た。

その始まりはバブル景気だろうか。
私が小学校に入ったころ、日本はバブルの真っ只中だった。
日本のGDPはついにアメリカを追い越し世界一にまで到達した。
その頃、日本は世界一勤勉でよく働く国と言われ、巷では、やれ受験戦争だ過労死だと、勉強のしすぎや働きすぎを敵視するようになった。

しかし、実情として、受験戦争が終わり、一流大学に入った学生は、卒業さえすれば一流会社への就職が約束されていたし、人手が欲しい大企業は今では考えられないような金を使い、大量の新入社員を雇用していった。
そりゃぁ危機感も減る。

週休の二日制化は、一面を捉えれば、よく働くことで成長してきたこの国の強みを棄てたとも言えるだろう。

そして、バブルはもろくも崩壊し、平成不況が到来した。
少子化や高齢化が心配されだしたのもこの頃だろうか。
大学の教授達は、学生の質の低下を著しく感じ始める。

バブル時代に甘やかされた世代(私たちくらいか?)が大学に入る頃には、数値として学力の低下が示されるほど、知力低下が問題になっていった。


さらにトドメもゆとり教育。

もうどうしようもない。


もちろん、一面としてだが、
高度成長期やバブル時代に育ったイケイケな父兄は躾けを上手く出来ず、自分の子供を溺愛しては、すべてを学校のせいにしがちだ。

学校ではロクに子供を叱ることも適わず学級は音を立てて崩壊していく。最近教師になった後輩は、先輩教師にこう教えられたという。

「学校の常識は、世間の非常識だから。」

こうして日本の教育は崩壊した。

安部政権が教育を立て直そうと、ヤンキー先生やワタミの社長を登用して教育再生会議を開いているが、もしこの会議で教育が立て直されたとしても、誇張して言えば「空白の15年間」とも言えるこの時期は大きく日本を後退させるに違いない。

こんなことを踏まえてこのコラムを読んだとき、日本のこれからが本当に心配になった。

日本の教育や産業は一体どこを目指して行くのだろう。

To be continued

2 件のコメント:

takuro さんのコメント...

昔は、高い位置で横一線の水準だったけど、最近は、在りえないほど高い水準の人間も居るし、在りえないほど低い水準の奴も居るって感じがする。
特に、このコラムにあるような、プログラミングなんかは、特に、学校で学ぶところってのは、明らかに時代遅れであるけれど、独学で、やろうとすれば、いくらでも、出来てしまう分野じゃね?
起業する人間が、増えたのも、この格差の表れでもあるだろうし、本人の意志次第で、幾らでも学べる環境が整ってる証拠でもあると思う。
頭の固い人間は、置いてかれる世の中だよね。

arkstrong さんのコメント...

格差社会の根っこはきっとソコにあるんだろうね。
義務教育が終了する前後までは親や環境を選ぶことがなかなか出来ないだろうけれども、それ以降は自分次第な部分がデカい。
機会の均等はかなり確立されてきたとも言えるかもね。
脳みそモミモミしないと。