2010年6月1日火曜日

耐震

昨日リフォームの関係で、日本の木造建築の耐震研究の第一人者の方の講演会を聞いてきました。なんか超えらい人らしい。

周りは工務店とか建設業者の社長さんとかばっかりで、なんでこんなところにいるのか甚だ疑問だったんだけど、色々疑問は解けました。

家をリフォームとか新築するとき悩むことをズバッと解決してた感じ。
以下、俺の理解をQAっぽくまとめてみた。

Q.新築するとき、ハウスメーカーが耐震平気だよ!的なこと言ってるけどどうなの?
A.今建てる家で、耐震基準が3とか付いてる木造住宅は余裕です。1だと大地震のもっとも被害がるところだとたぶんぶっ壊れます。

Q.2×4とかプレハブとか在来とかあるけど耐震的にどうなの?
A.2×4とかプレハブは新しい技術で、日本に入ってくるときに明確に耐震基準が作られてるからそれに従ってれば余裕です。在来はそれらに比べる と甘やかされてる基準だけど、それでも基準に従ってれば余裕です。

Q.今の住宅って35年くらいしかもたないとか言われてるけどほんと?
A.今の家、昔の家、今後の家に限らず、木造建築は基本的にメンテナンスしなければもちません。建てっぱなしではなく、必ずメンテしましょう。 ちゃんとメンテすれば、今から建てる家は200年だってもたせられると思います。
また、35年で建て替えが多いのは、どっちかっていうと1960年代とか70年代のライフスタイルと、現在のライフスタイルが異なっているから、 それに合わせて建て替えてるっていう面も大きいです。

Q.集成材と無垢ってそんな違うの?
A.力学的にそれほど差はないという認識です。使いたいほうを使えばいいと思います。

Q.1982の耐震基準変更前の家ってまじで壊れるの?
A.耐震基準変更前というより、その基準に準拠していない(壁量が足らない等)の家は阪神大震災とかで倒壊しまくった事実があります。死にたくな ければ耐震診断及び必要な補強をしてください。ちなみに昔に建てられた大黒柱ドーン!な立派な家でも場所によって倒れまくってます。

Q.でも法隆寺って1300年建ってるし、昔の家は強いんじゃないの?
A.法隆寺は構造的には欠陥建築です。1300年もつだけの強さがあるわけじゃなくて、1300年もたせる価値のある建物だったため、時代時代で メンテナンスされてきたからもったんです。ちなみに著名な神社仏閣の柱も、足元はやっぱ腐るんで、接木したり補強してもたせてます。


ってな感じでした。
耐震基準を作ってるレベルの人だけあって説得力がありまくりましたね。
でも、3時間予定が5時間になったのは・・・長すぎた・・・!

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