2011年3月1日火曜日

子ども手当と児童手当

現在国会では、子ども手当を児童手当に戻すとか、
扶養控除をどうするかの議論がされているわけです。

個人的に思うところがあったので、ある国会議員さんにツイッターで
なぜ、自民党が子ども手当に反対しているのか聞いてみました。



思うところとは、
自民党の予算修正案のニュースが下記のようだったところに発端する。


自民 予算案で組み替え動議抜粋

「党の考え方を示すため、抜本的な修正を求める組み替え動議をまとめました。
それによりますと、民主党がマニフェストに掲げた子ども手当や高速道路の実質無料化などを取りやめて、
それによって、およそ5兆3000億を財源として生み出すとしています。
そして、その財源によって、赤字国債の発行額を1兆8000億円減らすとともに、
雇用創出を目的とした公共事業や、削減された防衛関係予算に回すとしています。」



5兆3000億円。え?これって、扶養控除なくなったのに、さらに子ども手当もなくして
一昨年に比べて児童手当+扶養控除分の支援が消えるってことじゃね?

と、思ったわけで、それついてぐぐったんだけど情報が出てこなかったので、
じゃー、ツイッターで聞いてみようと思って、地元に近いところの議員さんに凸ツイートしたわけです。

結果的には俺の聞き方が悪かった(ぬるかった)のもあるんだろうけど、
明確な答えは得られませんでした。

返信ツイートは

「財源の裏打ちなく金持ちにも支給するバラマキ。特定扶養控除廃止をどうするかも要検討
RT @arkstrong:突然失礼します。なぜ自民党は子供手当て法案に反対しているのか腑に落ちません。
この記事とほぼ同じことを思っているんですが、なぜかを教えていただけませんでしょうか…。
http://bit.ly/e2j73c

でした。

たぶんこの先生は俺の言いたいこと分ってるけど、
自民党の方針が確定的じゃないから言えないんだろうなと推察。

その後、下記のツイートしましたが、返信はありませんでした。

「@shiba_masa 御返答感謝します。ご理解かと存じますが扶養控除の廃止を含めた子ども手当の実施に対し、
手当のみを廃止し公共事業に振向けるのでは子育て世代の負担増が厳しく、
自民党が挙げている政策にもマッチしないと思います。それでも子ども手当のみを廃止するのは正なのでしょうか?」


まぁ、凸ツイートについては直接的な成果はなかったものの、
私のツイートを発端として?何人もの人の意見が見られたのは非常に良かったと思います。

内容はトゥギャッたので、下記を参照してください。

http://togetter.com/li/106886


その後、某AOE関連の知り合いから、子ども手当に賛成派ならどうやって実施できるかの見通し教えろって言われたので、俺なりの意見を書いておきます。

まず、児童手当+扶養控除と子ども手当の差について話す必要があるでしょう。
俺の認識ですが、実質的にこの二つはほとんど変わらないと思ってます。
(子ども手当が13,000円で3歳未満20,000円の2011年度プランとする。)
若干支給範囲が異りますが、シミュレーションしてもそんなに大幅な差はないでしょう。

外国人への支給(5000人くらい?年間10億以下で予算の0.05%以下に対する議論)なんて、そんな時間を掛けるほどの大きな問題じゃないタダのバグです。
もちろんバグは潰すべきですが、マスコミもよくまぁこんなことにあれだけ拘れるなぁと思ったりする話だったり。

民主党の方曰く、児童手当+扶養控除には一部の自営業の人には支援が行き届かないなどの外国人問題より大きなバグがあったり、所得制限のせいで閾値付近の人に逆転現象が起こるバグもあるそうですね。

子ども手当はそのあたりは改善されていると言っていいでしょうが、
現金支給額を増やすことで、心理的に使い込みを誘発したり(パチンコ行っちゃったり)、
支援がなくても全く問題ない金持ちの人に対しても支給してしまうという課題があります。


それじゃ、どっちに賛成なのか?

「両方とも賛成ではない。」が答えです。


この一年、各所で子ども手当に対して議論がなされました。
それにより児童手当から継続した問題も含め、様々な問題点が露出してきたと言えるでしょう。

つまり、日本の子育て支援は未熟だと思います。
実際統計上で少子高齢化を全く食い止められていないですし、
まわりを見ても晩婚化しているし、それに対して違和感がなくなっている人が大多数です。

そのため、今後もっと抜本的な子育て支援を行うべきだと私は考えます。

コンセプトは「全ての日本の子どもに平等な支援、安心して子供が生み育てられる環境」って感じでしょう。

民主党の方もいってましたし、
今さっきある自民党の国会議員さんのツイートに下記みたいのがありました。

shindo_y 新藤 義孝
松居先生には議員会館で直接お話を伺いました。
「子育て政策は親よりも子どもにとっての視点が大事」との点で一致しました。
自民党の施策に反映させたいと考えています☆
RT @heyheymom: @shindo_y 松居さんが主張する親子のあり方は、
今の日本に必要なものだと思っています


(違うわ!って言うかもしれないですが、ニュアンスの違いとかの揚げ足取りはどうでもいいと思う)


私は、日本の子どもたちが、安心して成長していける環境作りが急務だと考えます。
それに対して、日本政府が予算を確保し出来る限り良い政策を打ち出して欲しいと思っています。

財源は現状ある予算を削りレシオを移動することで対応すべきだと思います。
どこの?と言われると私はそのあたりに精通してるわけではないのであまり分りません。

ただ、現在優遇されている、または優遇されるであろう人たちに行っている支援を圧縮することが必要かと。
年金はその一つでしょう。発足当初の成長計画から外れたのに、計画通りに支給をするのは理に叶っていません。

また、子どもを作らない主義の人たち。彼らは老後に子どもを作って育てた人の子どもの税金で、
色々な優遇を受けるでしょう。その分について先に徴収してもいいんじゃないかと。
まぁ、これには異論反論が糞あると思いますがw

もう一つは、生活保護。すでに3兆円を超えたとか?子ども手当以上の予算ですね。
これについては、全て現物支給にするとか共同生活施設で出来るだけ自給自足にするとか
抜本的な改革をしちゃってもいいんじゃないかと思います。

しかしこれらはタブーですよね?恐らく。
でも、人の属性に対する支援や税という意味では子育て支援と一緒です。

どこのレシオを強化するかということです。
私は子育て支援が未来の日本を考えたときに一番重要だと考えています。


では、どんな子育て支援策が良いのか?
まず現金支給はあまり良さそうではないですね。
今までの経験を生かしましょう。

子どもに直で掛かる健全なお金。
教育(保育園~大学)、医療、習い事、衣服、食事etcですかね。
これらに対して支援が出来ればいいと思いますが、国が統制出来そうなのは、
教育と医療ですね。

現状でもその二つに対してはかなり手厚く支援が行われていると思います。
では、育児に多様性を持たせるためにやはり現金支給がいいのか?となりますが、
現金では使い道が無限すぎます。
ですので、習い事や子供服など、子どものために使うお金の補助として
例えば子育てポイントとかがいいんじゃないですかね?(思いつきですが・・・w)

または、教育施設や教師の増員等による更なる教育環境の強化でもいいでしょう。


是非このような抜本的な子育て改革を超党派で大々的に議論し実現して欲しいと切に願います。


当然過ぎて言い忘れましたが、子育ては基本的に親の仕事です。
国に甘えずに子供を育てるのはあたりまえのことだと思っています。
(そのために、核家族ではなく大家族を選択するとか政策以外の話もありますが、今回は置いときます。
↓ココにちょっと書いてます。
http://arkstrong.blogspot.com/2011/01/blog-post_21.html


しかしながら、統計上、そして実感として平均的なサラリーマンが3人以上子供を不足なく育てるのは家計上厳しいという現実があるため、国の支援によって少子化問題を緩和すべきだという考えです。

追記:ツイートでも書きましたが、次年度予算までにこのような大きな法案を作り、そして可決するのは不可能でしょう。そのため、次年度については外国人給付のバグをなくした民主党案の子ども手当を継続し2012年度予算では抜本的な改革を目指して欲しいと思っています。児童手当に戻すとかシステム等の変更が必要な割に効果が少なくて非常にナンセンスだと思います。

3 件のコメント:

keifg さんのコメント...

あれだけ議論を交わして(逆の意見もけっこーあったと思う)落ち着くところがほぼ同じだったところがなぜかみょーにうれしい(笑)

子供のためにしか使えないものを現物支給、もしくはその体制づくり(主に医療と教育)、これこそが一番求めるものだなー。出産費用や不妊治療、これらは他に流用するなんてできないしね。
これだったら独身男の自分も税金喜んで払うよ。(そしてこういうものは3兆円なんて途方もない税金喰わない)
現状の現金払いはどうしても”親しだい”になってしまうところが不安定要素だと思っています。これはまさしく生活保護も一緒。まず”援助ありき”で生活を成り立ててはいけないと思うんだ。だからこそ”現物”にこだわるべき。
”子供手当て(現金支給)”に頼る親が増えるのは責任の意味でよくないと思うんだ。
だって子供って親が育てるものでしょう。”助け”にするのはいいけどね。

現状の制度からどうにかソフトランディングできるといいなーと思いつつ、きっとその不時着の方法が僕とあーくさんではちがったのかな?ってのがまとめを見ての感想です。
良いまとめでした!

popoi さんのコメント...

現物支給って、業者や役人や天下り団体が介在する分、中抜きされるのですよ。

そういう意味では、現金支給が、一番合理的なのです。

arkstrong さんのコメント...

popoiさんはじめまして!コメントありがとうございます~。

現物をそのまま支給するのであれば確かにそういった懸念が考えられそうですね。
上記ブログ記事で書いてある「子育てポイント」は、エコポイントのようなものを想定しています。「円」で支給するのではなく、「円」と同価値ではあるものの、用途を限定するイメージです。まぁ、そのシステムを確立することへのコストが掛かるという意味では、中抜きがあるかもですが。
現金支給に比べて納得感があることと、家庭において子供に使用するお金の割合が増える可能性が高まる(はず)というのが利点かなーと思ってます。