2011年11月4日金曜日

arkstrongのミラーレス一眼比較②

前回は2011年11月現在のミラーレス一眼レフの商品を簡単に羅列しました。

そして今回は、ミラーレス一眼レフの比較の仕方を書いてみます。



  1. 撮像素子の大きさ

    撮像素子、つまりフィルムカメラで言うフィルムに当たる部分で、そこに当たった光を記憶する部品です。この大きさはデジタルカメラにとって非常に重要なものです。

    LEICAを除き、ミラーレスの中でもっとも大きいのはSONY NEXシリーズのAPS-C。続いてOLYMPAS PENシリーズ及びPanasonicのGシリーズが採用しているMicro Four Thirds。Nikon 1シリーズのNikon CXフォーマットが続き、Pentax Qはコンデジ程度の大きさになってます。36mmフィルムや、一部のフルサイズ一眼レフなどの大きさと比較した図がこれです。


    かなり大きな違いがあることが分るかと。

    次に、20mmのレンズで撮影した写真でどうなるかを見てみるとこんな感じです。



    仮に全く同じレンズを使った場合、撮像素子サイズが小さいほうが、拡大した画像を得られるという特性があります。(レンズから撮像素子の距離が同じ場合。)

    それとともに、詳しい説明は省きますが、素子サイズが小さいと被写界深度の浅い写真、つまり被写体以外がボケた写真になりにくいという特性があります。

    昨今、デジタル一眼レフで撮ったキレイな写真と言えば被写界深度が浅めで、美しいボケがある写真をイメージする人も多いと思いますが、そういった写真が撮れるということは一つの大きな利点です。

    また、オールドレンズなど、36mmフィルム用のレンズをレンズアダプターを使用して使う場合にも、36mmに近い大きな素子サイズのほうが有利と言えるでしょう。

    そのため、後ろをボカした写真を撮りたいとか、古いレンズで遊んでみたいのであれば、ある程度素子サイズが大きいカメラを購入すると良いと思います。

    個人的には、これがミラーレス一眼レフ選びで最も大きな要素の一つだと思っています。

  2. レンズのラインナップ

    ミラーレス一眼はまだ歴史が浅く、各メーカーともに、レンズのラインナップがまだ揃いきっていませんし、サードパーティー製のレンズも出ていません。
    今後、どんどん色々なレンズがリリースされると思いますが、各メーカーにどのようなレンズがあるのか、よく調べることは非常に重要です。

  3. 操作性・大きさ

    ミラーレス一眼を選ぶ要素で、撮像素子と同様に大きな要素は操作性とカメラの大きさでしょう。例えばSONYのNEXシリーズはオートにした操作感は悪くないですが、マニュアルっぽく撮るには操作性があまりよくないと言うざるを得ません。PENシリーズなどは比較的使い勝手が良かったりした覚えがありますし、タッチパネルに触れるだけでその場所にピントを合わせて撮影してくれるものもあります。(GF3とか。)

    買うときは実際にカメラを小一時間いじってから買うことが重要です。

  4. +α系機能

    最近のミラーレスやコンデジは、様々な+α的機能が搭載されています。Pentax Qなんかは、多彩なアートフィルターが用意されていて、トイデジのような使い方が非常に得意でしょう。SONY NEXで言えば、スイングパノラマや夜景モードが結構優秀です。

    また、動画についても重要な要素だと思います。フルHDでちゃんと撮影出来るのかとかも確認するといいですね。

  5. デザイン

    最後になっていますが、デザインはやっぱり重要ですよね。
    カメラ初心者で機能とかがあまり分らないのであれば、デザインで買っても良いと思います。
    前回羅列した機種はそれぞれ特徴はありますが、買ってはいけないようなものはありませんので。

と、言うわけで2011年11月時点のおススメ機種。

まずはSONY NEX-5N。



APS-Cサイズの大きな素子を使ったNEXシリーズ。とくに5NはフルHD動画にも対応しているので、写真も動画もキレイに撮影出来ます。最近Eマウントに下記のレンズが追加されて俄然NEXシリーズにする利点が出てきたと思います。



E 50mm F1.8 OSS
http://kakaku.com/item/K0000281851/

マニュアルモードの使い勝手はイマイチですが、それでもおススメなカメラです。
フルHD動画が必要なければ、NEX-C3でも良いと思います。

続いて、 PEN Lite E-PL3



デザインが一新されてスタイリッシュになったPEN。ボディ内手振れ補正が付いているので、どのレンズでも手振れ補正が効くところや、フルHD動画が撮影出来る所も良い。操作性も高そうで、とてもバランスが良い機種です。まだ出たばかりで高いけどおススメ。もうちょっと安くなったらかなりアリ。

タッチパネルでの撮影が可能なPEN-P3もいいけども、個人的にはこっちのがいいな。



その他では、Nikon V1はさすがのNikonという感じで、ファインダーがあり操作性もいいのだけれど、小さめな撮像素子とまだ発展途上なレンズラインナップのため、Nikon大好き!とか、デザインが好きという人にだけおススメ。

Pentax Qははっきり言って他のカメラとコンセプトが大幅に違うカメラ。ミラーレス一眼というより、レンズ交換可能なお遊びカメラっていう位置づけ。
トイデジ的な写真が好きでかわいい写真が撮りたいという人にはアリかも・・・。



最後にもう一つおススメはFinePix X100



レンズ交換出来ないですが、このデザイン、質感、操作性と、昔のレンジファインダーカメラを彷彿とさせる出来の良いカメラです。


さてはて、こんな感じでミラーレス一眼は選びましょう。
今回は新機種をどんどん紹介しましたが、ミラーレス一眼は結構新しい機種が出るスパンが短いので、1世代前を安く購入するのも非常に良い選択肢です。


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