2013年2月4日月曜日

リフォーム記 web内覧会 玄関


今回はうちで最もこだわったと言える場所。玄関です。
二世帯住宅なので玄関は二つあるのですが、親世帯の玄関になります。


以前の玄関はこちら。過去、土間だった場所を玄関にしているため、非常に広い場所でした。
特に奥行きがかなりあるところが特徴でした。


そして、新しくなった玄関がこちら。天井を取り払い、吹き抜けにしました。
高さは最大部分で5mを超えます。

奥行きは狭くなりましたが、上に空間が広がったことで、狭くなったような気はしません。
むしろ開放感がある玄関になりました。


吹き抜けの全景です。非常に技術力の高い左官職人さんに仕上げて頂いた漆喰の壁
と、既存の丸太梁が調和した和の空間になっています。


土間部分には沓脱石(クツヌギイシ)が置かれ、奥には茶道で使用する蹲(ツクバイ)が配置されています。


蹲は茶室という異空間への結界を表す設備です。
茶室が閉じられている今は、この結界石を飛び石において通行止めを示した状態になっています。


別アングルの画像はこちら。蹲の上にはスポットライトを配置して照らしています。


逆サイドには飾り棚兼靴箱があります。
障子に使っている飾りは古材を再利用しています。


天板も古材。こちらは昔祖母が使っていた裁ち板をそのまま利用しているので傷だらけですが、それが良い味になっています。


床はヒノキの無垢材。上がり框も節のない上等なヒノキ材を使っています。
現在は白く美しい木肌ですが、時を経るにつれてどのような色に変化していくのかあ非常に楽しみです。


中央の飾り棚は杉の一枚板を天板に使っています。シンプルな襖を建具に使い、嫌味のない仕上がりになっています。


照明は真ん中にある大きなペンダントの他はスポットライトを中心に構成しています。
広い壁をウォールウォッシャー的に照らしています。


そして最後に入り口は無垢板で構成された引き戸。古色に塗り揃えました。


土間打ちは洗い出し。棟梁のおススメでこれになったのですが、正解でした。沓脱石や蹲との統一感があり、和の雰囲気が強調されています。


今回は非常に長い記事になりましたが、うち最大のこだわりポイントのご紹介でした~。

5 件のコメント:

takumi さんのコメント...

もうすごいの一言ですね
素材の良さと長い年月を経て初めて出せる凄味
そしてそれを生かしきるセンス

後世まで残したいお家ですね。

arkstrong O さんのコメント...

takumiさん

コメントありがとうございます!

古いものに新しいものを合わせてバランスを取れるのか心配でしたが、なんとかまとまったかなと思っています。建築士さんと棟梁のセンスには脱帽です。

築108年での改築なので、また100年持って欲しいのですよね~。

しましま さんのコメント...

もう、すご過ぎて… 言葉も無いです。
この玄関だけで、普通の家一軒分くらいの価値がありそう (*^_^*)

古くからの物の良さに、現代和風のデザインも取り入れることで
さらに格調高い空間になっていますよね。
玄関扉も蹲も、もうため息物です。

もしや子世帯の玄関も、これと同レベルの物が…!?
arkstrong邸、奥深すぎます -☆★

arkstrong O さんのコメント...

しましまさん

コメントありがとうございます~。
そそ、そんな大それたことはないですよ(*/ω\*)
でもこだわったポイントを理解してくださって嬉しいです(^o^)

子世帯の玄関はかなり大したことないです(笑)

ヨメっち さんのコメント...

檜の無節!
素晴らしく美しいです…古材の存在感にも負けてないですね。
暮らしてゆくにつれて味わいが増して、古材との調和もより深まっていきそうですね♪