2018年7月28日土曜日

ロードレーサーにディスクブレーキは必要なのか?

今年、2018年からUCIでBMXとロードレーサーにディスクブレーキの使用が完全回解禁された。

これをうけて今年のツールドフランスではかなりのチームでディスクブレーキが採用されて、良いの悪いのと論議を呼んでいるようだ。

そこで今回は、今出ている情報をまとめて考察していこうと思う。

そもそも、今年に入るまでプロレースでのディスクブレーキを取り巻く意見は、落車時に鋭利な刃物として大怪我の原因になりかねないディスクブレーキに対して否定的なものだった。
確かに、2016年のパリ・ルーベでは、フランシスコ・ベントソ選手がふくらはぎを切り裂かれ大けがを負ったわけだが、それ以来大きな事故は聞かない。

今年になりUCIが正式にディスクブレーキの使用を認めると、各バイクメーカーのフラグシップにはディスクブレーキが採用されまくり、スポンサードを受けている選手たちや周囲からはディスクブレーキに対する批判を聞かなくなったように感じる。

そして、実際今回のツールドフランスでは、過去最も多くのディスクブレーキ車が導入されており、レース機材としての評価が正式に進んでいるように思える。

解説の中で出てきたキーワードをまとめると、

・ディスクブレーキはキャリパーに比べて制動距離が短いため、プロトンの中で挙動に差異があり落車に繋がっている。

・ディスクブレーキはスルーアクスルのため、ホイール交換に時間が掛かる。そのため、1分1秒が致命傷となる総合勢では採用されていない。

・山岳ステージでは重量差の問題で採用する人数が減少する。リムハイトが高いホイールは採用されているので、優先度としてはホイールのエアロ性能のほうが高いことを示唆している。

というような内容だ。

これらのキーワードはプロレースでのポイントであり、アマチュアレースないしは趣味用のロードレーサーにそのまま適用される選定ポイントとは言い難い。

では、何をポイントにキャリパーブレーキとディスクブレーキを選定すればいいのか?

メリットデメリットを考察してみよう。

ディスクブレーキ導入のメリット(一次)

・制動力の増加
・制動力の均一化
・制動力の制御性能向上
・スルーアクスルによる剛性の向上
・リムの過熱がない

メリットにより生ずる効果(二次)

・長い下りなどで握力低下を防げる(楽)
・雨でも雪でも止まる
・制動距離の減少による安全性向上
・後輪ロック時の制御性向上(ロックするかしないかの限界を攻めやすい)
・剛性向上によって速く走れると思われる。
・剛性向上によってカービング時の安定性が上がると思われる。
・カーボンリムの過熱変形がない


ディスクブレーキ導入のデメリット(一次)

・車体重量の増加
・組付け・取り扱い難易度の増加(油圧)
・前面投影面積の増大(エアロ性能減少)
・互換性

デメリットにより生ずる効果(二次)

・登坂性能の減少
・エアロ性能の減少(こちらはかなり限定的)
・自作難易度が増す
・正しく取り扱えるショップが限られる
・ホイール資産が使えなくなる

これらのメリデメを踏まえて私が出した答えは、

カーボンホイール使いたいから次期ロードはディスク。なんですけどね。

なぜなら、体重重いのでブレーキに掛かる負荷は当然多くなるわけで。
実際、ICANのリムは膨らみました。なのでカーボンホイール使うならディスクにしてからにしようと思うのです。

さらにブレーキ重量が増加するって言ったって私の体重だと誤差みたいなもんだし問題ない気がしなくもない。


ディスクロードをお勧めしたい属性の方は以下の通り。

・体重が重い方
・女性で握力がなく下りが不安な方
・雨天時のブレーキ制動が不安な方
・ブレーキのコントロール性能を生かせるほどのコーナリングが出来る方
・ディスクブレーキカッコいい!ヒャッホー!な方

逆に、おすすめしないのは以下

・体重が軽い方
・ホイール資産があり今後も生かしたい方
・バイク重量を少しでも削りたい方
・油圧のメンテナンスに不安がある方
・輪行をよくする方
・ツールドフランスなどで総合を争う方

こう考えると、恐らくディスクブレーキのほうがいい人は日本には少ない気がするが、体重が重く、ディスクブレーキカッコいい!ヒャッホー!な私にはピッタリだ。


まぁ、買うのは数年後だろうけど('ω')

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