2017年5月30日火曜日

SONY SS-7010 ULM10 改造



安くてカッコよくて音がいいスピーカーが欲しい。
どうせなら持ってる人が少ないやつが楽しいだろう。

それに、そろそろ今のスピーカーも飽きてきたし新しいのにしよう。

そんな気紛れな動機で考えてみた。

6年前くらいに自作スピーカーを作った。

その時の記事はこちら

それから、数年後、TEACのS-300NEO-SPをアウトレットで買って使っていた。同軸2WAYで非常に評判の良いスピーカーだ。事実、大きさの割に低音もある程度出るし、非常にバランスの良いスピーカーだった。

しかし・・・Fostex FF105WKで作ったバスレフのほうが音が良いと思ってしまった。そして結局戻した経緯がある。

なんで自作のやつのほうが音が良いんだろうか。

S-300NEO-SPは実売35,000円としてはコスパが非常に良いスピーカーだ。特に書斎やPC回りに設置するスピーカーとしては同軸2WAYで同位感も良いので最適解なんだろう。

気が付いたのはスピーカーユニットとエンクロージャーのサイズだ。

Fostex FF105WKのほうがデカい。

スピーカーの性質として大型のほうが低音に強く、小さいほうが高音に強い傾向がある。

よし、おっきいのにしよう。

でも、2WAYとか回路が必要なので作るのメンドイし、フルレンジとか同軸スピーカーの同位感を体験してしまうと抜け出せないので、やっぱフルレンジ一発で低音強化のためにバスレフに使用。

でもエンクロージャー作るのも面倒だな・・・。


ということで!

やってみました。スピーカー改造計画。

まず、ハードオフに行ってジャンクスピーカーを物色。机に乗るギリギリの大きさのエンクロージャーになるものを選びました。

購入したのはSONY SS-7010 ULM10

2,000円。

1973年製ということで私よりも年上のスピーカーさんです。

改造前に聞いてみるとちゃんと鳴るんだけれども、回路が死んでるのだろうか?かなり野暮ったい音で帯域によって抜けがあるような気がする。

修理すればノスタルジックな音の出るスピーカーにはなるだろうが、どちらかというとハイスピードなスピーカーが好きな私には頂けない。

ということで新たな命を吹き込むべくスピーカーユニットを取り外し、ウーハーが付いていた穴(20cmΦほど)にbeyma 8AGN 20cmをぶち込む。

ツイーターが付いていた穴にはバスレフポートをぶち込む。
狭くてはいらなかったのでドリルで削ってぶち込む(笑)

腐りかけていたスピーカーターミナルも交換してやればそれで出来上がり。


費用

SONY SS-7010 ULM10  2,000円
beyma 8AGN 20cm 2個 10,382円
バスレフポート 2個   840円
スピーカーターミナル   1,280円

合計 14,502円

安っ

肝心の音だが、シェイクダウンで色々聞いてみると低音が割れるという不具合が。
でも、1日くらいエイジングしてやっただけで解消。同じ曲を同じ音量で再生しても問題なくなるという・・・。

エイジングって本当に効果あるんだぁ・・・と初めて実感。

特にヴォーカルがキレイに聞こえるスピーカーで、懸念していた重低音ドカドカ的な音では全くなかった。

流用エンクロージャーなので、「設計」されていない割にはとても良い音。
Fostex FF105WKと比べると余裕がある音がする感じ。音のキレ感はFostex FF105WKに軍配が上がる。Fostex FF105WK名機過ぎって感じ。

それでも2万円しないスピーカーとは全くもって思えない佇まいと音を出してくれて大満足。

2017年4月9日日曜日

Ghost in the shell (実写)レビュー(弱ネタバレ注意)



童のときは
語ることも童のごとく
思うことも童のごとく
論ずることも童のごとくなりしが
人となりては童のことを捨てたり



映画、攻殻機動隊 Ghost in the Shellの名言だ。

この映画は私が一番好きなアニメ映画であり、SEを目指した理由の一つでもあるもので、思い入れは相当なものだと思っている。

ハリウッドでの実写化は期待半分、不安半分。
素子がスカーレットヨハンソンで、荒巻が北野武って、大丈夫なのか?とか、実写ドラゴンボールみたいなことになるんじゃないかとかそんな不安が入り混じる気持ちで映画館へ出かけた。

結果としては、映画としての出来も良く、見てよかったと思う。

原典のGhost in the Shell、攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX(2nd GIGのほう)、イノセンス、攻殻機動隊 ARISEと、各シリーズの要素が各所に取り入れられたAnother Ghost in the Shellとなっていたが、その要素の取り入れ方にたくさんのリスペクトが感じられたし、Ghost in the Shellの名場面を見事なまでに実写化していた。

ちゃんと、プロジェクトのコードを2501ではなく、2571にしていたあたり好感が持てるし、クゼのネットワーク、バトーの犬、社長の名前など、いろんなところにマニア向けの間違い探しが散りばめられていて楽しかった。

個人的にはクゼの立ち位置に若干違和感があったが、監督が入れたい要素を無理やり入れた上でギリギリのバランスを取ろうとしていたんだろうと想像できる。

奇しくも、米:トランプ大統領と、中国:習近平国家主席が歴史的な初会談をした日に日本で公開を迎えたこの映画。
アメリカの映画会社と中国の映画会社が共同で日本の漫画を原作とする作品をリスペクトをもってリリースしてくれたということが、何か意味を持っているのではないかと思ってしまった。

映画って本当にいいものですね。

2017年1月8日日曜日

ICAN カーボンホイール レビュー


福袋が好きだ。なんか好きだ。あのドキドキ感がたまらない。
宝くじはほとんどハズレだが、福袋はたいていアタリなところが良い。

と、いうわけで、中国のICANというメーカー(?)のカーボンホイールが入った福袋を買いました。


お値段は、はした金で気軽に買えるとは言い難い5万円。よくわからないメーカーで説明もあまりなく、ホイールのほかにオマケも入っているという。なんというドキドキ感!

1月1日に購入して、1月3日発送。1月6日には手元に届きました。
関税も特にかからず。
海外通販はWiggleとかAliexpressなど、何度も経験しているんだけど、かなり速いと言えます。

EMSの履歴は下記の通り

状態発生日(海外で発生した場合は現地時間)配送履歴詳細取扱局県名・国名
郵便番号
2017/01/03 18:57引受CHINA
2017/01/03 22:02国際交換局から発送SHENZHEN EMSCHINA
2017/01/05 00:58国際交換局に到着東京国際郵便局東京都
138-8799
2017/01/05 04:30通関手続中東京国際郵便局東京都
138-8799
2017/01/05 09:31国際交換局から発送東京国際郵便局東京都
138-8799
2017/01/05 22:13中継○○郵便局○○県

2017/01/06 01:03到着○○郵便局○○県

2017/01/06ご不在のため持ち戻り○○郵便局○○県

2017/01/06 20:15お届け済み○○郵便局○○県

届いたのがこちら。


中華料理屋さんにありがちなフォントで福袋の表示!
この状態で中国から空輸されてきたと思うとご利益がありそうな気もしなくもない。

開けてみるとホイールのほかにこんだけオマケが入ってました。


ホイール用のグッズ(クイック・ブレーキシュー・リムテープ)はもちろん、オマケ的に、カーボンサドル、肉抜きされたカーボンコラムスペーサー・カーボンボトルゲージ・シートポストクランプ付き。

あと、中国の栞とメーカーの人からメッセージがついてました。
なんかほっこり。

栞の市場価格はわからんのですが、そのほかオマケだけで8,000円くらいはするでしょうか。

と、いうことは実質42,000円ほどでフルカーボンディープリム(50mm)のクリンチャーホイールが手に入ったことになります。


届いたのはロゴなしモデルでしたが、ロゴありのこちらで、5万円弱



さてはて、中華カーボンホイールとはいかがなものか。ICANはtwitterで日本語のつぶやきもしていて製品には自信があるということ。

実際、届いた品は傷などはなく、振れもなくなかなかよい精度に見える。

重さを測ってみると、クイックやリムテープなしの状態で、フロントが730gほど、リアが890gほどでした。公証よりはちょっと重い。他のレビューブログで見る値とはピッタリあうので、特にモデルチェンジされてはいなさそう。

ハブの回転については、フロントは非常にスムーズ。
リアは重めのグリスが入っているような感覚でちょっと抵抗感はあるものの、スムーズではある。
フリーは6枚羽のため、高速域ではカラカラというより、シャーという音で、どちらかというとカンパのZONDAに近い。

さて、今日50kmほど実走してきたので感想をば。

ちなみに、比較対象としては、WH-7900-C50-CLを持っているのでちょうどいいベンチマークになるだろう。WH-7900-C50-CLはフロントが750gほど、リアが930gほどで、数値もほど近い。


走り始めてまず感じたのが、踏み出しの軽さ。
ロープロファイルの軽量ホイールほどではないが、スッと踏み出せる印象だ。
30km/h後半から40km/h前後での順行性能はWH-7900-C50-CL同様にエアロ効果があるようで、伸びがいいし、巡行も楽だ。



逆に、若干の違和感を感じたのは、登りだ。登りで敢て踏み込むと、リアハブからカリカリという異音がすることがある。たぶんペダルに800-1000Wくらいぶち込んだあたりからだと思うので、そのあたりはちょっと不安がある。でも音だけで、踏み感には違和感はないので、それほど問題はないのかもしれない。

また、これも登りのときに敢て自転車を振って踏み込むとたわむのがわかる。
前評判通り、横方向の剛性はあまり高くないのだろうと思われる。


衝撃吸収性については、まぁまぁといった感じ。
WH-7900-C50-CLに比べると若干剛性が低いせいか、衝撃吸収性がいいし、アルミフレームからカーボンフレームに乗り換えたときと同様、衝撃がカーボンならではのコンコンという反響になるので、衝撃が和らいでいるように思える。ただ、砂利道や石畳も走ってみたが、物凄く衝撃吸収性がいいという感覚にはならなかったので、「まぁまぁ」と表現した。


ブレーキングについては特に不安はなかった。バサルト加工ってすごい。
付属のブレーキシューと、Lifelineのブレーキシューを試してみたが、どちらでも問題はなさそうだ。Lifelineのブレーキシューのほうが、音が少なく制動力も若干高い。


総評としては、横剛性や製品自体への信頼性を除けば、WH-7900-C50-CLに引けを取らない性能だし、出足の加速性などはWH-7900-C50-CLよりも軽快に感じた。

つまり、10~15万円クラスの50mmディープリムホイールに近い性能を4万円台でゲットできるので、横剛性が重要なシチュエーション・・・つまり、弱ペダの巻島みたいなマシンを振るダンシングをするとか、体重が重いとかでなければ面白い選択肢になるんではないかと思う。

あと、見た目がカッコいいし、ロゴなしならばシンプルな街乗り車などにもベストマッチだろう。

あとは耐久性が問題だろうから、とりあえず1000kmほど乗ってみてまたレビューしてみようかと思う。

※このレビューはarkstrongの主観です。製品の性能等を保証するものではないので自己責任でいろいろやりましょう(*'ω'*)