2017年1月8日日曜日

ICAN カーボンホイール レビュー


福袋が好きだ。なんか好きだ。あのドキドキ感がたまらない。
宝くじはほとんどハズレだが、福袋はたいていアタリなところが良い。

と、いうわけで、中国のICANというメーカー(?)のカーボンホイールが入った福袋を買いました。


お値段は、はした金で気軽に買えるとは言い難い5万円。よくわからないメーカーで説明もあまりなく、ホイールのほかにオマケも入っているという。なんというドキドキ感!

1月1日に購入して、1月3日発送。1月6日には手元に届きました。
関税も特にかからず。
海外通販はWiggleとかAliexpressなど、何度も経験しているんだけど、かなり速いと言えます。

EMSの履歴は下記の通り

状態発生日(海外で発生した場合は現地時間)配送履歴詳細取扱局県名・国名
郵便番号
2017/01/03 18:57引受CHINA
2017/01/03 22:02国際交換局から発送SHENZHEN EMSCHINA
2017/01/05 00:58国際交換局に到着東京国際郵便局東京都
138-8799
2017/01/05 04:30通関手続中東京国際郵便局東京都
138-8799
2017/01/05 09:31国際交換局から発送東京国際郵便局東京都
138-8799
2017/01/05 22:13中継○○郵便局○○県

2017/01/06 01:03到着○○郵便局○○県

2017/01/06ご不在のため持ち戻り○○郵便局○○県

2017/01/06 20:15お届け済み○○郵便局○○県

届いたのがこちら。


中華料理屋さんにありがちなフォントで福袋の表示!
この状態で中国から空輸されてきたと思うとご利益がありそうな気もしなくもない。

開けてみるとホイールのほかにこんだけオマケが入ってました。


ホイール用のグッズ(クイック・ブレーキシュー・リムテープ)はもちろん、オマケ的に、カーボンサドル、肉抜きされたカーボンコラムスペーサー・カーボンボトルゲージ・シートポストクランプ付き。

あと、中国の栞とメーカーの人からメッセージがついてました。
なんかほっこり。

栞の市場価格はわからんのですが、そのほかオマケだけで8,000円くらいはするでしょうか。

と、いうことは実質42,000円ほどでフルカーボンディープリム(50mm)のクリンチャーホイールが手に入ったことになります。


届いたのはロゴなしモデルでしたが、ロゴありのこちらで、5万円弱



さてはて、中華カーボンホイールとはいかがなものか。ICANはtwitterで日本語のつぶやきもしていて製品には自信があるということ。

実際、届いた品は傷などはなく、振れもなくなかなかよい精度に見える。

重さを測ってみると、クイックやリムテープなしの状態で、フロントが730gほど、リアが890gほどでした。公証よりはちょっと重い。他のレビューブログで見る値とはピッタリあうので、特にモデルチェンジされてはいなさそう。

ハブの回転については、フロントは非常にスムーズ。
リアは重めのグリスが入っているような感覚でちょっと抵抗感はあるものの、スムーズではある。
フリーは6枚羽のため、高速域ではカラカラというより、シャーという音で、どちらかというとカンパのZONDAに近い。

さて、今日50kmほど実走してきたので感想をば。

ちなみに、比較対象としては、WH-7900-C50-CLを持っているのでちょうどいいベンチマークになるだろう。WH-7900-C50-CLはフロントが750gほど、リアが930gほどで、数値もほど近い。


走り始めてまず感じたのが、踏み出しの軽さ。
ロープロファイルの軽量ホイールほどではないが、スッと踏み出せる印象だ。
30km/h後半から40km/h前後での順行性能はWH-7900-C50-CL同様にエアロ効果があるようで、伸びがいいし、巡行も楽だ。



逆に、若干の違和感を感じたのは、登りだ。登りで敢て踏み込むと、リアハブからカリカリという異音がすることがある。たぶんペダルに800-1000Wくらいぶち込んだあたりからだと思うので、そのあたりはちょっと不安がある。でも音だけで、踏み感には違和感はないので、それほど問題はないのかもしれない。

また、これも登りのときに敢て自転車を振って踏み込むとたわむのがわかる。
前評判通り、横方向の剛性はあまり高くないのだろうと思われる。


衝撃吸収性については、まぁまぁといった感じ。
WH-7900-C50-CLに比べると若干剛性が低いせいか、衝撃吸収性がいいし、アルミフレームからカーボンフレームに乗り換えたときと同様、衝撃がカーボンならではのコンコンという反響になるので、衝撃が和らいでいるように思える。ただ、砂利道や石畳も走ってみたが、物凄く衝撃吸収性がいいという感覚にはならなかったので、「まぁまぁ」と表現した。


ブレーキングについては特に不安はなかった。バサルト加工ってすごい。
付属のブレーキシューと、Lifelineのブレーキシューを試してみたが、どちらでも問題はなさそうだ。Lifelineのブレーキシューのほうが、音が少なく制動力も若干高い。


総評としては、横剛性や製品自体への信頼性を除けば、WH-7900-C50-CLに引けを取らない性能だし、出足の加速性などはWH-7900-C50-CLよりも軽快に感じた。

つまり、10~15万円クラスの50mmディープリムホイールに近い性能を4万円台でゲットできるので、横剛性が重要なシチュエーション・・・つまり、弱ペダの巻島みたいなマシンを振るダンシングをするとか、体重が重いとかでなければ面白い選択肢になるんではないかと思う。

あと、見た目がカッコいいし、ロゴなしならばシンプルな街乗り車などにもベストマッチだろう。

あとは耐久性が問題だろうから、とりあえず1000kmほど乗ってみてまたレビューしてみようかと思う。

※このレビューはarkstrongの主観です。製品の性能等を保証するものではないので自己責任でいろいろやりましょう(*'ω'*)